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Kabuki
日本生まれ、ティファニーブルーの目を持つオス猫9才。 Tora&Ryu カタルニャ生まれの兄弟ネコ。2才。 カテゴリ
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今のうちに下宿人karuちゃんを紹介しておきます。 なぜなら、来年1年間日本へ仕事に行くことになったからです。 仕事って、こう見えてやり手のビジネスマン?と思うかもしれませんが、 スペイン人が日本へ仕事に行くと言えば、フラメンコダンサーかパルケ・エスパーニャ でしょ。 ナアアンと、彼は先週木曜日に行われたパルケ・エスパーニャのオーディションに受かってしまったのです。 彼とは2年前のある日突然出会いました。 友だちと駅のカフェテリアでお茶してたら、背の高いウエイターさんが、 「日本語を習いたいんですけど、日本語の先生を知りませんか。」と話しかけてきました。 私とスペイン人の友だちは顔を見合わせて、ニコニコしながら、 「君はなんてラッキーなん。私、日本語教えてるよ。」 と、私は名刺を出して彼にあげました。 その数日後、日本語のクラスに来て、その数ヵ月後に下宿人になりました。 私はそれまで一人暮らしをしていて、カブキを日本から連れて来て以来約3年近く 日本へも帰らず、1泊以上のお泊りもせずに過ごしていたのですが、 さすがに一度日本へ行きたくなって、下宿人を迎えようとしていたとき、 彼もうちの近くで部屋を探していたのです。 正直言って、初めはこの年の離れたカタラン人との共同生活に不安を持っていたのですが、 驚くほどうまくいって、カブキのめんどうもよく見てくれます。 カブキもはじめはちょっとビビッテいましたが、いまでは窓辺のソファで添い寝するまで 仲良くなりました。 2ヶ月ほど前にたまたま私がネットで見つけたパルケ・エスパーニャのオーディション告知。 昔一度だけ行ったことがあるので、そこで働くスペイン人はフラメンコダンサーかコックさんだけだと思っていたのですが、他にもジャグラーを募集していて、ジャグリングを趣味でやっている karuちゃんに「受けてみたら?ただで1年間日本へ行けて、その上給料ももらえるで。」 彼は大乗り気でその日から猛特訓を始めましたが、先週オーディションが終わって帰ってきたときは、「緊張して、あんまりうまくできなかった。ミリオン・ダラー・スマイルもあまり出せなかった。」と落ち込んでいたので、私は趣味でやっていた程度ではもっと上手なプロの人にはかなわないなあと、本人ともどもあきらめていたのです。 しかし、奇跡は起こるものです。 今日、外出から帰ってきた私に「もし、ここを出るんだったら、どれぐらい前に言ったらいい?」 というので、「えええ?」 「ぼく、オーディションに受かった!!!!!」というではありませんか。 はじめ、私はぜんぜん信用していなくて、「うそやん。信じられへん。携帯の着信見せて。」と言っていたら、まじに「みんなお祝いしてくれたのに、ぜんぜん信じてないなあ。」 だって、よくこんな感じで、おチャラけばっかり言ってる人なんです。 来週、madridに契約に行くというのを聞いて、ようやく信用しました。 しかし、半分冗談で言ってたので、本当に受かって、日本へ、それも伊勢志摩のあの片田舎、 まわりにはなああんにもないところへ1年間行くなんて・・・。 彼のためにはうれしいのですが、来年日本へまた一時帰国しようと思っていたので、 次の下宿人どうやって探そうと思いながらも、寂しくなるなあとおセンチになってしまうのでした。 te echare de menos. (i'll miss you.) バルセロナの新名所「Agbar」とkaruちゃん。
by kabukimama
| 2007-10-02 07:32
| 下宿人
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