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日本生まれ、ティファニーブルーの目を持つオス猫9才。 Tora&Ryu カタルニャ生まれの兄弟ネコ。2才。 カテゴリ
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今週は嵐の中、船に乗っているような感じでいいことと疲れることが交互にやってきて、 ちょっとフラフラしています。 まずは、いつものスペイン人に振り回されるの巻。 以前にもご紹介したとおり、わたしが住んでいるアパートの外装改装工事はまだまだ続いています。最近はキッチンとシャワールームのある内側のパティオを工事していて、窓の外にはジャングルジムのような足場が組まれ、工事中は落ち着いてシャワーを浴びれない状態です。 すりガラスにはなっているものの、シルエットは見えそうで・・・。 で、先週の金曜日に工事の親方が来て、 「来週月曜日か火曜日に、キッチンの天井を触るから、いる?」と訊くので、 「午前中なら、いいです。」といって、月曜日になりましたが何も言ってきませんでした。明日かなあと思いながら、月曜の夜、床につくと、翌日、朝8時に「ピンポ~ン、ピンポ~ン」 まだ、パジャマ姿のわたしは 「えええ?」とドアを開けると、「今からやるから、台所のもの、全部出して。」などとほざくではありませんか。 「今すぐ?」 「じゃあ、30分後、シーシー」 (なんで、昨日のうちにゆうてくれへんねん!!!) で、30分後、工事の人と親方と構造チェックの建築家が来て、キッチンの屋根裏を覘いて、 「OK、OK」といって、すぐに去っていきました。 「それだけ???」 その後、同じ日の午後も翌日も何も言ってこないし、水曜日の夜、もう、キッチンのものを戻して、ええんかなあと思いましたが、念のため、明日の朝、親方を捕まえて確認してからと思い、その日は休みました。 すると、木曜日の朝、またしても8時に「ピンポ~ン、ピンポ~ン」 「えええ?」 「今から、やるから。シー、シー。」 「ええええええええ?今からって、わたし、今日は10時には出かけるんですけど。」 「1時間ぐらいで終わるから。」 「ホント????」(スペイン人の1時間は絶対2時間なので) 「ほんと、ほんと。シー、シー。」 この親方、会話の最後に「シー、シー。」言うので、わたしははじめスペイン語の「はい=si」のことかなあと思って、変な顔をしていると、 「きみ、中国人?中国語で、ありがとうはシー、シーやろ?」 注:日本語訳が関西弁になります。どう考えても彼らの会話を標準語には訳せません。 (またやあ。それにそれ、シェイ、シェイやん) 「いいえ、日本人です。」 「あ~、日本人かあ。日本か。日本はきれいな国やろうねえ。それにみんな金持ちなんやろ?」 「まあ、いろいろいます。」 とナントまあ、噛み合ってない会話でしょうか。朝っぱらから、疲れるううう。 そうこうしていると、工事の人が2人入ってきて、キッチンの天井をガンガン破壊しはじめました。 (天井を触るって、天井を取ってしまうってこと?) これ、スペイン語の問題ではなくて、絶対的に親方の説明不足。 きっと大家さんは知っていると思いますが、キッチンの天井はこんなことになりました。 天井裏からは金庫、数本の古ううういお酒、何かを作るための釘のようなものなどがでてきました。そして、作業が終わったのは9時50分。やはり2時間弱はかかりました。 実はその日、11時に仕事の面接に行くことになっていて、少々緊張していたのです。 10時過ぎに無事、家を出て、面接には間に合いました。 それは先週、友だちが新聞で募集を見つけて、 「日本語ネイテブスピーカー、スペイン語・英語修得者、パートタイム」というもので、 お堅い機械メーカーでしたが、日本人でなければならないという条件なら、 日本の会社、日本人とコミュニケーションをとる仕事に違いないですから、 パートタイムも午前中の4時間ほど。 これは午後はクラスや翻訳を続けるには都合がいいので、 応募しとこうと思い、履歴書を送っておいたのです。 しかし、希望するお給料をスペイン人の相場より少々高めに設定したので、 きっと交渉されて下げることになるだろうと予想していました。 会社はうちから行程45分ほどで、バルセロナ市外の工場地区。 会社に着くと、社長自らの面接でした。 そこへセールスマネージャーとバイヤーマネジャーも同席。 しかし、とても和やかなリラックスした雰囲気で、面接というよりは世間話という感じでした。 社長さんはざっと履歴書に目を通して、 日本人が必要な理由と仕事がパートタイムであることだけを確認して、 日本文化や習慣、中国・韓国との関係・違いなどについて質問して、 「じゃあ、いつから来れる?」 (それって、採用ってこと?条件とか交渉しなくていいの?) 「ああ、2月からでどうでしょうか。」 「いいね、じゃあ、2月4日からは?」 「いいです。」 「一日午前中4時間、週5日、パートタイムだけど正社員、時給は希望通り、出すよ。 早速、人事に契約書を作らせるよ」 これって、会社は私の希望を全部受け入れたことになりました。 うれしいのですが、ちょっとビックリ。こんなに簡単に早く決まったことに。 それに話の早さが朝の工事のおっちゃんたちとは大違い。 日本人と同じで、スペイン人にもいろいろいるんですよねえ。 てなわけで、2月から新しい展開になります。 はじめはしんどいでしょうが、慣れるでしょう。会社勤めは7年半ぶり。ちょっと緊張するなあ。 ノンビリ生活も来週限りです。 突然工事に来ても、わたしはおらんゾー。
by kabukimama
| 2008-01-26 22:39
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